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家具製作について

家具を、建てる。

1979年の創業以来手がけてきた“建物の一部”としての家具づくりの豊富な経験を活かし、数々の建築物の据付家具を手がけています。ガラスや金属、石、タイル・レンガ・ブロック、板金といった内装仕上げ工事に関する全種類の資格を網羅し、多様な内装デザインの実現に貢献します。

建築物としての美観を最大限に

“建築物の一部”としての家具は、それ自体を製作して完成ではありません。いかに正確に美しく現場に収めるか――最も重要なその部分に、経験と技術が表れます。建物は、たとえ図面通りに施工しても寸法誤差が生じるもの。しかし、たとえばカウンターの天板と壁との間に1~2ミリでも隙間ができれば美観を大きく損ねるため、家具の側で寸法を調整する必要があります。また、設置場所近くに配線や配管がある場合、うまく避けたり隠したりする必要も生じます。工場での製作段階でこのような状況をあらかじめ予測して、調整可能な状態で家具を製作し、現場で“建築物”としてすぐれた美観となるよう仕上げるノウハウが、当社にはあります。

品質・納期・コストにお応えする“現場力”

ゼネコン・設計事務所様から発注された現場を、施工管理ごと下請けに任せることが多いこの業界にあって、私たちは「責任を持てる仕事を、目の届くところでやる」という姿勢を貫いています。発注者様から請け負った仕事は、自社の社員である施工管理技術者が施工図を描き、現場で責任を持って据え付けの指揮を執るという、一貫体制。現場を熟知したスタッフが施工図を描くからこそ、上でお伝えしたような現場状況を予測したモノづくりが可能となります。また現場で作業内容の変更や追加が生じた場合、施工管理技術者がその場で判断できるため、工期への影響を最小限にとどめられるのも大きな特長です。